僕や君みたいなボンクラは愚直に努力しないとダメじゃない?
editor : komosyu最近、youtubeでマルチ、環境、事業化集団などの動画をよく見る。
私の身の回りで、実際にこれらに携わっている人はおそらくいないと思うのだが、打ち合わせなどでよく行くカフェなどで、よくその手の話をしている人らを見かけるようになってから興味を持つようになった。
興味というのは、これらに携わる人に対してであって、私自身このようなネットワークビジネスには一切ない。
なんでこんなことやる人がいるんだろうなー。という純粋な疑問。
先ほども触れたが、私の周りにはネットワークビジネスに携わる人間がいないので、詳しい話を聞くことはできないのが若干残念ではあるのだが、行きつけのカフェで盗み聞きした感じだと紹介している人間のお話のロジックは弱すぎて聞いてられないというか、思わず笑みがこぼれることが多々ある。
まず、そもそもの大前提なんだけど、俺とかお前みたいなこれまでの人生の中でなんの成果も残してきていないボンクラに「楽して稼げるよー♪」みたいな話がくることはない。絶対にだ。
だって、そんな楽してお金稼げる話があるなら、その人は他人にその情報を漏らすことはないよね?
そこらへんの普通の株式会社も事業をしているが、それに伴って従業員を雇っているんだけど、それとは話が違う、普通の株式会社の方はきちんと能力や技術のある人間を精査してメンバーとして迎え入れているはずだ。
一方、ネットワークビジネスの場合はおそらく手当たり次第にメンバーを募って、その人たちからお金を吸い上げているだけなのである。
悲しいかな。。
おそらく、こんなお話に引っかかってしまうのは、社会経験の少ない学生や新入社員が多いと思うのだが、いい年になってもこんな感じで・金融リテラシー・客観視・倫理観が欠如している状態で生きていくのは苦労するんでしょうな。。
金融リテラシーに関しては、景気の良かった昔の日本のように、銀行口座にお金を預け入れておけば勝手に増えていく時代でもなければ、むしろこれから人口減少で老後の手取りも少なくなるし、税金も厳しくなっていく一方なので、多くの人は株式投資などの金融知識を学んでいるものだと思っていたが意外とそんなことはなくて、その不安感がネットワークビジネスで楽して稼ぐみたいな歪んだ方向へと向かってしまうのでしょうか。
そして、ネットワークビジネスをやる人に対して、最も気になる点が客観視の無さだ。
客観視というか、なんだろうか世の中をあまりにも知らなすぎるというか。
そもそも仮にもビジネスであるならば、誰がお金を出して、誰がそれを受け取るのかをもう少し理解する必要があると思うのだけれど。
ネットワークビジネスを紹介する人は、その商品の良い点や新規ではじめる人に対してのメリットばかりを話すと思うのだけれど、何も考えない人は「私にこんなにいっぱい得があるなんて最高〜」とか思うかもしれないが、これはいただけない。
逆だ逆。美味しい話を聞い時には相手にとってどんなメリットがあるのかを考えないといけない。
自分にとって得のない話をわざわずしたい人はいない。
その話をよくよく聞いたら「損しかしねえじゃねえかw」と理解できるかもしれない。
ネットワークビジネスの仕組みを理解したのであれば、はじめてしまった自分は既に騙されていることは理解できているはず。
しかし、その損出を補うために周囲の友人知人を巻き込んで、その低品質な仕組みに巻き込もうというのは、本当に人として終わっている。
私の中ではお金>信頼という価値観がないのでここは本当に理解できないところだが、メンバーの人はそうではないのだろう。
義務教育ではもう少し道徳の授業の時間を増やしてほしいもので
さあさあ、ではここからはどうしたら俺とかお前みたいなボンクラがネットワークビジネスみたいな馬鹿みたいに真似しないで、そこそこうまくやっていけるのかという話をしていきたい。
正解は「普通に努力すること」
ってなってしまうんだけれども、俺たちは別に学歴もなければ、立派な会社に勤めていたり、莫大な親の遺産があるわけでもないのだ。
これで納得してくれ。
って、突き放すのもアレなので、私の中で考えている。というか一般的に一般人がそれなりにやっていくための方法を解説してみますね。
ざっくりした流れとしては、稼ぐ(本業と副業)→増やす(金融投資)というあるあるですな。
まず、稼ぐところなんだけど、ここで職業を選定する時の基準としては本業で得たものを使って副業でも稼げるかという視点。
私はケチなので、せっかく1日8時間以上も勤めているのに、そこでお給料しか得られないのは勿体無い。せっかくならそこで培った技術や能力を使って副業で稼げば良いよねという話になってくる。
今でいうと、エンジニアはその典型だろう。
仕事自体非常におもしろいのでおすすめ。
まあ勉強することがたくさんあるので「普通に努力すること」が前提ではあるのだが。
それで、本業と副業である程度稼げるようになったらそのお金は金融投資に突っ込みましょう。
くどいようで申し訳ないのだが、俺たちはボンクラだ投資で一発当てて成功なんてことはあり得ない。
俺たちが取る戦略はただ一つ。
「全世界株式インデックスファンド」を毎月購入し続けることだ。
詳しいことはここでは割愛させていただくが、資本主義が続いて世界が成長してく限りはこの商品を持っていればお金は増える手筈になっている。
みんなネットワークビジネスなんてやめて、この方法で頑張ろう!
と声を大にして伝えたいところなのだが、努力すること自体ある種の特殊能力なので、みんながこれを実行するのは難しいんだろうな。
努力できない人がネットワークビジネスに走るんだろうけど、その道を進んだ先には得られるものよりも失うものの方が多いんじゃないかな。
それならちょっとだけ、ほんの少し頑張ってみて技術や能力の身に付く職に就く努力をして、稼ぐ(本業と副業)→増やす(金融投資)ループを実行して、良い感じに生きてみませんか?
というご提案でした。