2022/11/13コラム

YouTuberの炎上を擁護するファンはなぜこんなにも愚かなのか

editor : comta
YouTuberの炎上を擁護するファンはなぜこんなにも愚かなのか

YouTuberの炎上を擁護するファンはなぜこんなにも愚かなのか

先日人気YouTuberのとうあというYouTuberが炎上した。

前提として彼は女性の格好をしている男である、いわゆるオネエキャラで人気のYouTuberだ。

ことの発端は彼の動画内での発言だ。

ディズニーランドで撮影していた動画で「イケメンが少なくて萎える」という旨の会話シーンがあり、その日ディズニーランドにイケメンがいなくてテンションが下がり文句を垂れるとうあのシーンが、

インフルエンサーの不祥事や醜態を晒し上げる大手Twitterアカウントでそのシーンが取り上げられてしまったのだ。

とうあに対して多くの批判が殺到した。

「どの口が言ってんだ」「この顔で人の顔に文句言うな」「ディズニーランドは出会いの場じゃない」といった批判が主だ。

また、ルッキズムが批判されるこの時代にインフルエンサーがそういった話をするのはあってはならない行為である。

その炎上を知ったとうあは数日後に炎上に関する動画をアップした。

その内容は謝罪かと思いきや8割は言い訳とファンが悲しむのを見たくないから叩くのをやめてくれ、人を傷つけるのはやめろ、と言った内容だった。

コメント欄はファンの賞賛で溢れ、若いのにしっかりしている、誰だって人の顔は評価してる、など擁護の嵐だ。

一部、あの発言は良くなかったと指摘しているファンもいたが多くのファンは彼の味方だったようだ。

この動画を受けてTwitterでは再び炎上する。

自分が最初にディズニーランドにブスな男しかいないとも取れるような発言をしておいて、自分の顔が批判されると逆ギレしこれ以上傷つける行為はやめろ、という彼の主張の矛盾や棚にあげた態度が鎮火を許さなかったのだ。、

私の意見としてはこの騒動で悪いのは間違いなく最初に人の顔の美醜について口出しした彼であると思う。

その後の言い訳も含めて全く理解も擁護もしようのない状態だった。

そして何より彼のファンに失望をした。

彼がファンのことを想ってこれ以上の批判をやめてくれと言う対応に対して、大人な対応として一生ついていく!みたいなこと言っちゃうファンとか、とうあちゃんはこんなにいい子なのに悪く言うな!とか、

とうあちゃんはかわいい!とか、

とうあちゃんはこういうキャラだから!とか

思い出しただけでむかついてきた。

彼のファンに共通しているのは想像力のなさだ。

彼がこの発言をしたときに周りにいた男性の気持ちは考えたことがあるのだろうか。

ディズニーランドに遊びにただけなのにその日にいた男はブサイク扱いだ。

もし自分が逆の立場だったらどう思うのだろうか?

俺が突然カフェに入ってこのブスしかいなくて萎えるって言ったらどう思うのか、彼のイベントで俺が「可愛い人いなくて萎える」ってでかい声で叫んだとき自分らはどう思うのか想像できないのだろうか。

ファンというのはいつも愚かである。

推しのためなら思考力を最大限まで低下させバカになれる。

ファンなのに自分で推しの価値をさらに下げるのはもはやアンチである。

つまりファンチだ。