食の旅って時間と金の無駄じゃない?
editor : comta美味しいものを食べに行く旅行が理解できない
ゴールデンウィークやお盆休み、正月休み、社会人にとっては数少ない長期休暇。
長期休暇といえばみんな旅行に行きたがるだろう。
普段感じられない非日常を味わうため、都会から離れるため、家族や友人と休みがあうからなど理由は様々だ
ゴールデンウィーク、俺は金沢旅行に誘われた。
今回の旅行は「美味しい海鮮を食べたい」という人の意見のもと計画された。
ちょっと待って欲しい。
それだけ?
たったそれだけの理由で金沢に行くのか?
金沢といえば確かに新鮮な海の幸と昔ながらの街並みや庭園が有名だ。
交通費と宿泊を合わせて2万くらいで楽しめる観光地だ。
それがゴールデンウィークとなると4万円〜に跳ね上がる。
そんなもの目的のために4万円払うなんて正気か?
日本は海に囲まれた島国。
新鮮な魚介類なんて千葉や神奈川でも食べられる。海がある都道府県の海沿いは全てといっていいほど新鮮な魚が食べられる。
都内であれば築地や豊洲に行けばいい。
とてつもなく新鮮でうまいものが現地で食べられたとしても、4万円あれば銀座で高級料理を食べられる。港区で高級ステーキが食べられる。
銀座で食べる4万円と金沢で食べる海鮮(+宿泊費交通費4万円)、どっちに価値があるのかと考えたら絶対に銀座の方が新しく価値のある経験になるに決まってる。
海鮮を食べるために金沢に行くという発想は、
金沢に行ったという事実が欲しいだけなのだ。
ゴールデンウィークにちゃんと旅行にいき、ちゃんとゴールデンウィーク用の思い出がありますと言いたいだけなのだ。
実に馬鹿げている。
果たして4万円かけてわざわざ長期休暇に美味いものを食べに行く必要はあるのか。
それ以外にも渋滞、人の多さを考えるとGWに出かけるメリットはゼロに近い。
意味のある旅行にするためにはそこでしかできない体験を追及していくべきだろう。
しかし世の中には現地じゃなきゃ味わえないものもたくさんある
以下のものに関しては実際旅先で食べることを許される
①ラッキーピエロ/函館
函館で有名なファストフード店だ。函館にしか存在しないチェーン店だが、函館ではマクドナルドやモスバーガーなどを差し置いて圧倒的な店舗数と人気を誇っておりどの店舗も地元や観光客で溢れている。
これだけのために函館に行く価値があるだろう。
②ウニ/津軽
ウニは産地で旨さが全く違う。
北海道や青森など寒い地域のウニはレベルが違う。
これを食べてしまったら静岡やその他の地域で名物とされてるようなウニが全く美味しく感じなくなるので食べるのは危険。
ここ以外のウニ食べて美味いとか言ってる奴は嘘つきに見えてくる。
そんなことを思いながら、ゴールデンウィークは金沢に行ってくる。