一軒家やマンションを購入することによるリスク
editor : komosyu迷惑な近隣住民が発生した際のストレス。
実家が持ち家なのですが、久々に帰省すると近所の方が終日DIYをしていて困ってしまった。
賃貸や借家であれば多少の引越し費用はかかるものの、こうして自分の生活や倫理観と合わない近隣の住民がいた場合には早々に引っ越すことができる。
しかしながら35年ローンを組んでいる持ち家ではそう簡単にはいかない。
ローンさえ完済してしまえば、もうこっちのもので賃貸のように家賃なんて払わなくて良くなるんだよー。という意見を耳にするが、近隣の迷惑系持ち家住民にとっても同じことなので、何十年、、下手したら死ぬまでその近隣住民と生活を共にしなければならないというリスクが、持ち家には介在する。
そう考えると、持ち家を持つということは自分の城を構えることができるという自信や安心感を手に入れることと引き換えに、居住地を自由に移すことができないという、ある意味では住宅ローンを人質に取られた囚われの身であるとも言える。
もちろん、その場所が一生住めるくらい気に入っていて近隣住民も素晴らしい方ばかりという条件であれば最高だけど。
しかしあれですな。迷惑な近隣住民というのは、地域性に大きく関連しそうだ。
というのも、私の実家は割と田舎の方で、結婚して家庭を持ち実家の近所に住み休日は家族でショピングモールで過ごす。いわゆるマイルドヤンキーと呼ばれる層が厚い。
しかし、広尾や青葉台などの高級住宅街ではそういった層は見受けられず、高級な車に乗りこなしタワマンに住む。いわゆる富裕層と呼ばれる層が厚い。
ここでは両者のどちらが幸せで充実した生活を送っているかという話ではなくて、もし自分が近隣トラブルを避けつつ持ち家を持ちたいとすると、後者の富裕層が多い地域を選択するだろう。
もちろん、その費用は莫大なものになるのだが。。
まとめると、
田舎の方:費用は高くないけど近隣トラブルの可能性高
都心の方:費用は高いけど近隣トラブルの可能性低
ということで、どっちも微妙だなー。。という印象しかないので、私は持ち家を持つ勇気はなく、賃貸の方が気楽で好きという結論に至る。
またライフステージが変わったら意見も変わるんでしょうけれども。