2022/09/09コラム

写真を撮るということ

editor : komosyu
写真を撮るということ

自分が撮った写真を見ると、世の中はこんなに美しいものなんだなと思えて幸せ。

他の上手な写真家さんの作品を見ているのも、自分もこんなきれいな世界を撮れる可能性があるんだと思うと興奮する。

あと、自分はこれが好きなんだなと知れるのがいい。

他人の作品を見ていてもある程度はどういった作風が好きかわかるんだけど、実際に作ってみると自由度が高いからその幅が広がるみたい。

カメラを購入してから一年程度たつが、まだ対象物をイメージ通りに撮影できないのがはがゆい。

もちろんはじめたばかりの頃よりはクオリティも上がって成長を感じることもできる。

そんなこんなで、わたしはカメラで写真を撮るのが好きなんだけど、どうやったら写真を好きでいられるか上手になれるかということを考えて、毎日カメラをもって出かけることを心がけてこの一年過ごしてみた。

平日はほぼ同じ道の往復でしかないので、序盤は挫折しそうになってしまったのだが同じ道でもちゃんと楽しむコツがある。

それは、気になった対象物が一つでもあればそれに集中して何枚も何パターンも撮影してみること。

それまでは、道中気になったものを歩きながら1、2枚とったらまた別のものを撮るといむムーブをとっていたのだが、それだと毎回同じような写真ばっかりになってどうしようもない。

でも、気になったものも同じ道なんだからそんなにないんじゃない?って思われるかもしれないが、そんなことはない。

カメラを持つようになって一番感動したのは四季を感じられたことで、今じぶんが生きている世界の美しさを感じられる。

これまでは、道に咲いている花なんて目もくれていなかったけど、今となっては季節ごとに移ろう花がきれいで思わず夢中で写真をとってしまう。

それにこれからは季節ごとだけでなく、歳をとるごとに見える景色が変わってくることも楽しみである。

歳をとることを恐れる人もいるけど、歳をとれるということは生きているということだし、若い時よりも経験をつんでものの見方捉え方が変わってくるのもどうなってくるが自分でも予想がつかなくてたのしみ。

写真の撮影技術もあがってくるだろうし、これからの自分に期待したい。

カメラの仕組みは複雑だし、わたしも未だにぜんぜん理解できていない機能ばかりだ。

でも、そんなことは後で勉強したらいいんだ。

大事なのは毎日カメラをもって歩くこと。

毎日毎日続けていると、見える景色、撮れる写真も変わってきてたのしいからやってみて。

明日はなにが見えるかな?どんな写真が撮れるかな?って生きるのがたのしみになるはずですよ。