通勤電車乗る時ってみんな何考えてるの?
editor : comta電車の乗り方
電車通勤はいかに快適に出勤までの道のりを過ごすかが最重要問題だ。
ビジネスパーソンたちの競争社会は電車を乗るところから始まっている。
東京は満員電車の中で快適なポジションをキープできればまだマシな方だ。
そして最も重要な課題が、いかにして座るかだ。
何食わぬ顔でスマホをいじっている人も、読書している人も全員実はおりそうな人のことしか意識していない。
この文章も降りそうな人に意識を向けつつ執筆している。
ビジネスパーソンたちは「降りそうな人」を経験則から判断し、快適な通勤を求めている。
降りそうなやつの前に立ち降りた瞬間即座る、そういうポジションを取れたものが競争に勝つのだ。
後から乗ってきた人に先に座られた時の悔しさといったらありゃしない。
では電車を乗る時、みんなはどんな人をターゲットにしているのだろうか?
俺が使っているのは東西線
朝の東西線は三鷹から西船橋あたりを総武線各駅と直通で運行する路線で、数々のベッドタウンを通っており千葉方面からの上りの混雑具合は日本一だ。
向かう先は飯田橋、九段下、竹橋、大手町、日本橋、茅場町と千代田区、中央区で働くビジネスパーソンのために存在する路線だ。
そして多くの人が大手町、日本橋、茅場町で降りる。
俺は毎朝三鷹方面から通勤している。
三鷹〜落合 ここまでは誰も降りない。
ただの住宅街だからだ。
ここで俺が注目するのは高田馬場で降りそうなやつだ。
最寄りから電車に乗り込みまず先に探すのが「若い人」。
東西線は千代田区、中央区へ向かう路線のためスーツを着た年配のサラリーマンで溢れている。少子高齢化の象徴のような路線だ。
年配のサラリーマンはおそらく都心まで降りないため除外される。
一方、若い人は高田馬場で降りる可能性が高い
高田馬場は専門学校や大学が多く、さらに山手線乗り換えで渋谷方面へ向かうために使われる乗り換えに便利な駅だからだ。
落合までにノートパソコンを開いて課題をやっている奴の前に立てればほぼ勝ちである。
でもそんなわかりやすい人意外と存在しない。
高田馬場では意外にもおじリーマンが降りることで自分より後から乗ってきた人に席を取られることも多い。
もしかしたら東西線マスターは高田馬場で降りるやつの特徴を完全に掴んでいるのかもしれない。
9割くらいは高田馬場で座れずにいる。
高田馬場を越えた後は早稲田、神楽坂だ。
早稲田は意外と降りない。
コロナで大学がリモート授業だからだろうか?
自分が朝早すぎるからだろうか?
そもそも学生が全然乗っていない。
神楽坂は意外と座れる。
女性の前をキープしておくと、神楽坂で座れることが多い。
神楽坂は飲食店が多いためそこの人たちだろうか?
ただし女性の前を迂闊にキープするのはよくない。
なぜなら大手町、日本橋、茅場町は大手企業がたくさんあるためそこで活躍するビジネスパーソンの可能性の方が高いからだ。
神楽坂では油断していると目の前の女性ではなくその隣の女性が降りてしまい横に立っているサラリーマンに負ける。
次は飯田橋だ。
飯田橋は元気な若いサラリーマンが降りることが多い。
しかし若いサラリーマンはそもそも座っていないため、立っている乗客が減るだけだ。
次は九段下。
九段下は意外と座れる。
狙いは女子中学生、女子高生だ。
複数の路線がまたがる超乗り換え駅の九段下は、霞ヶ関、六本木側に行きたいビジネスパーソンが乗り換える場所でもある。
そして九段下周りは学校が多い。
杉並区の住宅街に住むお嬢様たちは九段下で降りるのだ。
しかし自分が降りる駅の出口の兼ね合いで、九段下で降りるお嬢様が自分と同じ車両であることはほとんどない。
次は竹橋だ。
ここまでくると座れなくてもどうでもよくなってくる。
竹橋、大手町、日本橋、茅場町
全て駅の間隔が1分くらい。
ここまで降りないやつはぶっちゃけもうどこで降りるか見分けがつかない。
ガチでどこでも降りてもおかしくないおじさんしかいない。
大手町
座れる。座れない方がおかしいくらい降りる。
降りる人と乗る人が一気に入れ替わる。ここで99%座れる。
日本橋
大手町で座れてなかった場合、確実に座れるけど
大手町で座れてなかったらもはや座る気はない。
てか日本橋で降りて会社行くこともある。
競争って疲れるね。
追記:お盆は普通に座れるね(2022/08/13)