せっかく生まれてきたんだから
editor : komosyu何か欲しいものや食べたいものがあったときに迷っている人に「せっかく生まれてきたんだから(やってみたら?買ってみたら?)」と声をかけると、だいたいの確率で実行する方向へと舵をきってくれておもしろい。
自分の中でも迷ったときにはこの言葉を思い出して、結局行動にうつすことが多い。
冗談まじりで使っているこの言葉なんだけど、実のところ人間の心理をよくついているなと思っていて、消費行動のさいに生じるこの迷いの根本は結局のところ、じぶんの資産を失うことへの不快感でしかない。
しかし、当たり前の話ではあるがお金は死後の世界には持ち運びできない。
少し宗教くさくはなるが、私たちは奇跡的に命を与えらてこの世に遊びにくるチャンスを与えられた特別な存在たちなので、せっかく生まれて奇跡の上に成り立っているこの貴重な時間をどう快適に楽しく気持ちよく過ごすかを本来は考えるべきである。
ここのところ景気がわるく、国としての将来性が見込めないこともあって、老後 2,000万円問題!副業しよう!投資しよう!といったトレンドから、浪費ではなく貯蓄をしましょうね。という大きな流れができている。
これは正直な話、事実ではあると認識している。
では、せっかく生まれてきたんだから!と言い訳して浪費している場合ではないのでは?となってしまいそうだが、すべての消費行動に対してその行動はよろしくないと思っていて、その中心にひとつ起点となる戦略を持っておくべきであると考えている。
その重要な戦略とは、簡単にいってしまえば「本当に大切なものにだけ」お金を使うということ。
シンプルだし、あたりまえの話ではあるため多くの人はこの戦略を持たずにこの資本主義社会を漫然と生きているのである。
例えば、そんなにお酒が好きではないのに誘われたらつい飲み会にいってしまう。楽しいのは買うときだけなのについ不要な服を買ってしまう。食事に対してこだわりがないのに外食をしてしまう。というように、戦略を持たない人はこのように望まぬ消費をしてしまっているのである。。
そんな人のためにシンプルな解決策を授けたい。
たったひとつの伝統的なツールで解決する問題。
「家計簿をつけましょう」ということ。
具体的にはマネーフォワードミーというアプリを使うことでグラフで月々の出費の内訳をわかりやすく確認することができる。
あらかじめ予算を設定することができるため、三度の飯より「〇〇(洋服/書籍/外食)が好き」という人はその項目に費やす予算を5割6割以上くらいに設定してみると幸せなお金の使い方ができるという算段になる。(個人的に)
この大好きな項目を見つけられたのなら、消費行動のさいに迷うことは少なくなるはず。
せっかく生まれてきた!いや、なんならこのために生きている!と胸を張って言えたのなら勝ち組。
せっかく生まれてきたんだから好きなものを見つけて全力で楽しむべし。
短い人生楽しく生きましょうね。というお話でした。